キモノ no 学びたいむ 〜 振袖着付けのお稽古へ

今日は着付けのお稽古。

七五三シーズンではありますが、来年の成人式に向けた準備も並行しています。

今回は、振袖の代表的な帯結び「立て矢」について深掘りしました。

「立て矢結び(たてやむすび)」は、華やかでボリュームのある帯結びとして、特に振袖や若い未婚女性の礼装に用いられます。

その原型は江戸時代後期〜明治初期にさかのぼるとか。

当時、帯が長く幅広くなり、結び方に多様性が生まれた時期に、「矢の羽模様(矢羽根)」にちなむ形として生まれたといわれています。

「立て矢」という名前は、矢羽根を縦に立てたように見えることに由来。

矢羽根は昔から「的を射る」「まっすぐ進む」という意味を持ち、縁起のよい文様として親しまれてきました。

矢が戻らない(出戻らない)という意味もあり、娘の門出やお祝いの場にふさわしい帯結びとして、成人式や結婚式などで用いられるようになったそうです。

レッスンでは、帯の回し方や柄合わせなど、着付け現場での“あるある”にも触れながら、立て矢結びの基本を学びました。

立て矢のやり方やアレンジは実に多彩。

帯の素材によっても向き・不向きがあり、お嬢様の身長や体格、コーディネートによっても印象が変わります。

自分なりに使いこなすには、まだまだ練習が必要。

文庫やふくら雀と同様、古典的な帯結びだからこそ奥が深く、しっかり身につけていきたいと思います。

帰りはお決まりの喫茶店で、お仲間とランチ&おしゃべり。

お稽古や着物、万博や歌舞伎など、いろいろな話題で楽しい時間を過ごしました。

Satomi Sabato

1974年生まれ。一男一女の母で、着付け屋「華園(かえん)」を主宰しています。 一級着付け技能士として、保育士の仕事を続けながら、「きものでみんなを笑顔に」をモットーに、自宅にて着付け教室を開業しました。 初心者の方でも安心して学べるレッスンや、晴れの日を彩る出張着付けサービスをご提供しています。 お子様の成長を見守りつつ、着物を通じて日常に和の魅力を広めることを大切にしています。 趣味はファッション、ランニング、パン作り。 ランニング中に目にする四季折々の風景や、着物コーディネートを楽しみながら、日本文化の豊かさを発信しています。

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