母のおさがりの羽織

今日はおうち着物の日。

最高気温は13℃(最低7℃)。

外は曇っていて風があり、冬らしい寒い一日。
前回と同じ大島紬に半幅帯を合わせて、羽織を着ました。

この羽織は母のおさがりで、裄と丈はサイズ直しをしてもらったものです。

羽裏(羽織の裏地に使う生地)を含め、色柄がとても好みで、着付けを習い始めた頃はよく着ていました。

羽織は帯(お太鼓)が隠れて、誤魔化せるのもいいところなのです(笑)。

羽織のルーツは男性が塵除けのために着ていた胴服(どうふく)だとされています。

江戸時代になっても基本的には男性の衣服だったそうで、女性が羽織を着始めたのは、江戸後期。

その後、一般にも広まりますが、江戸時代は女性の羽織を幕府に度々禁止されていたそうです。

明治になると女性でも自由に羽織を着られるようになり、おしゃれや防寒用として流行るようになったとか。

羽織にも格の上下はありますが、女性の場合は羽織自体正式な礼装ではないとされています。

また、丈の長さには決まりがなく、流行や思想によって長くなったり短くなったりしています。

昭和初期ぐらいまで、羽織の丈は長いものが流行し、戦後の昭和の間は戦中に引き続き丈の短いものが主流だったそうです。

平成に入り、着物をアンティークとして好む女子の間で長羽織が流行しました。

今は自由に自分で好みの丈を選べるようになりました。

おさがりの羽織が何枚かありますが、丈直しをしても、やや短めです。

まあ、それもレトロな感じでいいかなぁと思っています。

羽織があると防寒だけでなく、雰囲気が変えられるので便利ですよ。

Satomi Sabato

1974年生まれ。一男一女の母で、着付け屋「華園(かえん)」を主宰しています。 一級着付け技能士として、保育士の仕事を続けながら、「きものでみんなを笑顔に」をモットーに、自宅にて着付け教室を開業しました。 初心者の方でも安心して学べるレッスンや、晴れの日を彩る出張着付けサービスをご提供しています。 お子様の成長を見守りつつ、着物を通じて日常に和の魅力を広めることを大切にしています。 趣味はファッション、ランニング、パン作り。 ランニング中に目にする四季折々の風景や、着物コーディネートを楽しみながら、日本文化の豊かさを発信しています。

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