キモノ no 支度日和|仕立て直しのよろこび

前回は姪の振袖のお話でしたが、今回は 仕立て直し のお話を少し。

姪の振袖と一緒に、自分の着物も仕立て上がってきました。

一枚目は久留米紬。ひと目で心をつかまれた色柄。

二枚目は鹿の子絞りの小紋。落ち着いたグリーンと茶は、昔からの得意カラーです。

どちらも伯母の着物で、母が「良かったら仕立て直して着てね」と譲ってくれたもの。

伯母とは身長差があり、裄と身丈の調整が必要でしたが、今回また大切な一枚が仲間入りしました。

これまでも、大島紬や絞りの羽織など、譲り受けた着物を仕立て直して着てきましたが、

身にまとうたびに、その方の想い、つないでくれた人の気持ちが寄り添ってくれるように感じます。

一方で、仕立て直しを諦めたものもあります。

それが黒留袖です。

紋・比翼・色ヤケなどの問題で手間や費用が大きく、

さらに母の留袖をすでに仕立て直していたこともあり、今回は見送ることにしました。

新品の着物も素敵ですが、譲り受けた着物はやっぱり特別。

唯一無二の存在であり、思い出や気持ちをそっと受け継ぐもの。

これからも大切に着ていきたいと思います。

黒留袖は、着付けの練習用としてお力を借りる予定です。

Satomi Sabato

1974年生まれ。一男一女の母で、着付け屋「華園(かえん)」を主宰しています。 一級着付け技能士として、保育士の仕事を続けながら、「きものでみんなを笑顔に」をモットーに、自宅にて着付け教室を開業しました。 初心者の方でも安心して学べるレッスンや、晴れの日を彩る出張着付けサービスをご提供しています。 お子様の成長を見守りつつ、着物を通じて日常に和の魅力を広めることを大切にしています。 趣味はファッション、ランニング、パン作り。 ランニング中に目にする四季折々の風景や、着物コーディネートを楽しみながら、日本文化の豊かさを発信しています。

関連記事

コメント

この記事へのコメントはありません。

PAGE TOP

八尾・東大阪の着付け教室&出張着付け|初心者も安心の華園(かえん)をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む