一昨日は大阪くらしの今昔館企画展「布のすがた―いまむかし」の関連ワークショップ「カード企画展「布のすがた―いまむかし」織りでストラップ制作」に参加してきました。
先月は帯についての勉強会に参加し、改めて織りの技法や技術について理解を深める機会がありました。
今回は織り方は違いますが、実際にカード織りを体験しました。
私自身、このワークショップで初めてカード織りを知りました。
カード織りとは、回転板(カード)を使ったもじり織りのことだそうで、紐状の織物を作る手段として用いられ、古代エジプト時代からあった技術だとか。
カード織りの技術は世界各地に存在し、民族衣装の紐、儀式用品の装飾などとして作られているそうです。
カード織りには複数枚のカードを使用。カードに開けられた穴へタテ糸を通し、身体を使ってタテ糸を伸ばして張った後、カードを一斉に90度ずつ回転させながら、ヨコ糸を織り入れるのが特徴だとか。
カードの回転方向を変えたり、カード枚数を増やしたりすることで、より複雑な模様を織ることができるそうです。
今回は制作の流れ
①デザイン・設計図作成
②整経(タテ糸を準備すること)
③カードの穴にタテ糸を通す
④糸を梳き、結び張る
の工程は、事前に準備していただき、主に
⑤ヨコ糸を織る
⑥織りはずし、糸の端仕上げ
をして、約2時間で厄除けストラップが完成しました。
日本古来より厄除けに使用される7色(赤、橙、黄、緑、青、紫、紺)の糸をタテ糸に配色し、お守りとしても身につけられるようなデザインで、とても素敵なストラップが完成しました。
ぎこちない手つきで、何度かやり直してもらいながらの作業で…織り手の難しさ、大変さを痛感。
ようやく慣れた頃にはお終いと言う感じでした(笑)が、とても貴重な体験をさせていただきました。
企画展「布のすがた―いまむかし」では現代の染織家たちの作品と今昔館の収蔵品が共演されていました。
新しいものと古い時代のものとの共通項や差異、暮らしや文化との関わりなど、視点やアイデアが面白く興味深かったです。
織って、観て、感じて…いろいろ学ばせていただきました。
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