三枚の有松絞り、それぞれの魅力と出会い

ここ数年、毎年訪れている「有松絞り祭り」。

3年前、ふと立ち寄ったお店で、気さくに話しかけてくださった方のおかげで、まだ絞りを解いていない反物に出会いました。

一目見て「これだ!」と心をつかまれた瞬間は、今も鮮明に覚えています。

有松・鳴海絞会館では、歴史や資料に触れ、職人さんの巧みな手仕事を間近で拝見。

気の遠くなるほどの手間暇を経て生まれる反物は、まさに宝物です。

天邪鬼な性格ゆえ、珍しい柄や色に惹かれ、気づけば毎年少しずつ増えていき…

二枚目・三枚目も、どちらもひと味違う色柄に心を奪われて迎えた子たち。

今年で三枚目になりました(笑)。

色柄だけでなく、生地やシボの質感もそれぞれ異なり、やわらかさやハリ感の違いも味わいのひとつ。

手縫い仕立てならではのやさしさが身体に馴染み、包み込まれるような安心感があります。

帯合わせもしやすく、着物風にも決まる万能さも魅力です。

これからも大切に、そして楽しみながら着続けていきたいと思います。

Satomi Sabato

1974年生まれ。一男一女の母で、着付け屋「華園(かえん)」を主宰しています。 一級着付け技能士として、保育士の仕事を続けながら、「きものでみんなを笑顔に」をモットーに、自宅にて着付け教室を開業しました。 初心者の方でも安心して学べるレッスンや、晴れの日を彩る出張着付けサービスをご提供しています。 お子様の成長を見守りつつ、着物を通じて日常に和の魅力を広めることを大切にしています。 趣味はファッション、ランニング、パン作り。 ランニング中に目にする四季折々の風景や、着物コーディネートを楽しみながら、日本文化の豊かさを発信しています。

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